【厚労省】2023年度「全国労働衛生週間」を10月に実施
「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」
厚生労働省は、、令和5年度「全国労働衛生週間」を実施します。今年のスローガンは、「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」となりました。
全国労働衛生週間は、労働者の健康確保と労働衛生意識の高揚を目指し、毎年10月に実施され、今回で第74回目になります。高齢化による健康リスクや過労死等の防止が課題となっています。
今年度のスローガンは「こころ」と「からだ」の両面からの対策を強調して、快適で健康な職場づくりを目指します。
なお、全国労働衛生週間の実効を上げるため、9月1日(金)から9月30日(土)までを準備期間としています。
<実施概要>
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・主唱者:厚生労働省、中央労働災害防止協会
・協賛者:建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会、港湾貨物運送事業労働災害防止協会、林業・木材製造業労働災害防止協会
・協力者:関係行政機関、地方公共団体、安全衛生関係団体、労働団体及び事業者団体
・実施者:各事業場
<主唱者、協賛者の実施事項>
主唱者や協賛者は以下のような取組を実施します。
- 労働衛生広報資料等の作成、配布
- 雑誌等を通じた広報
- 労働衛生講習会、事業者間で意見交換・好事例の情報交換を行うワークショップの開催
- 事業場の実施事項について指導援助
- その他「全国労働衛生週間」にふさわしい行事など
<協力者への依頼>
主唱者は、協力者に対して支援や協力を依頼します。
<実施者の実施事項>
(1) 全国労働衛生週間中に実施する事項
- 事業者又は総括安全衛生管理者による職場巡視
- 労働衛生旗の掲揚及びスローガン等の掲示
- 労働衛生に関する優良職場、功績者等の表彰
- 有害物の漏えい事故、酸素欠乏症等による事故等緊急時の災害を想定した実地訓練等の実施
- 労働衛生に関する講習会・見学会等の開催、作文・写真・標語等の掲示、その他労働衛生の意識高揚のための行事等の実施
(2) 準備期間中に実施する事項
- 日常の労働衛生活動の総点検
- 過重労働対策やメンタルヘルス対策などの重点事項について、具体的な対策を行う
- 転倒・腰痛災害の予防に関する事項について、リスクアセスメントやリスク低減対策を実施する
- 介護技術や介護機器等の導入の促進等、介護・看護作業における身体の負担軽減のための対策を行う
- 「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」に基づく熱中症予防対策の推進
など
PDF資料:令和5年度全国労働衛生週間 実施要綱[PDF形式:325KB]
詳細厚生労働省|令和5年度「全国労働衛生週間」を10月に実施
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