【建設業振興基金】 「建設キャリアアップシステム(CCUS)の運営状況について(2022年6月)」を公表
一般財団法人建設業振興基金は、「建設キャリアアップシステムの運営状況について(2022年6月)」 を公表しました。
建設キャリアアップシステム(CCUS)は、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげることを目的としたシステムです。2019年4月に運用が開始され、本年で3年目となります。
技能者登録数は90万件に
前回公表の2022年4月末より2万412件増えました。
すべての建設業技能者約309万人(2021年労働力調査)のうち、約3割の技能者が登録したことになります。
2023年度には工事でのCCUS実施を義務化
CCUSは、特定技能外国人・技能実習生・外国⼈建設就労者には登録が義務付けられています。また国土交通省は、2023年度にはあらゆる工事でのCCUS実施を義務化する方針です。
このような背景もあり、登録数は増加しています。登録者増に対応し、申請の電子化などシステムの向上が図られています。