【入管庁】特定技能在留外国人数が公表されました(2022年12月末現在)
出入国在留管理庁は、
昨年6月末以来の公表です。なお、前回より特定技能2号外国人の在留人数が公表されています。
特定技能1号・2号の総数・国籍別・産業分野別・ルート別の状況は次のとおりです。
〇特定技能1号 総数
43,444人(約50%)増加しました。
〇国籍別(上位5か国)
ベトナムの人数が最多で他の国を大きく上回っていますが、増加率はインドネシアが最も高く、次いでフィリピンが目立っています。
特定技能1号 国籍 |
2022年12月末 | 2022年6月末 | |||
---|---|---|---|---|---|
人数 | 構成比 | 増加率 | 人数 | 構成比 | |
ベトナム | 77,135人 | 58.9% | 46.2% | 52,748人 | 60.3% |
インドネシア | 16,327人 | 12.5% | 72.2% | 9,481人 | 10.8% |
フィリピン | 13,214人 | 10.1% | 52.2% | 8,681人 | 9.9% |
中国 | 8,882人 | 6.8% | 44.6% | 6,143人 | 7.0% |
ミャンマー | 5,956人 | 4.5% | 45.0% | 4,107人 | 4.7% |
〇産業分野別(上位5業種)
分野別の構成比順位は前回と変わらず。飲食料品製造業が全体の32.5%を占めています。
増加率は製造3分野(素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業)がトップです。
特定技能1号 産業分野 |
2022年12月末 | 2022年6月末 | |||
---|---|---|---|---|---|
人数 | 構成比 | 増加率 | 人数 | 構成比 | |
飲食料品製造業 | 42,505人 | 32.5% | 43.5% | 29,617人 | 33.9% |
素形材・産業機械・ 電気電子情報関連 製造業 |
27,725人 | 21.2% | 55.2% | 17,865人 | 20.4% |
農業 | 16,459人 | 12.6% | 43.5% | 11,469人 | 13.1% |
介護 | 16,081人 | 12.3% | 54.5% | 10,411人 | 11.9% |
建設 | 12,768人 | 9.8% | 50.4% | 8,492人 | 9.7% |
〇ルート別
構成比順序は前回と同じです。試験ルートが伸びています。
特定技能1号 ルート別 |
2022年12月末 | 2022年6月末 | |||
---|---|---|---|---|---|
人数 | 構成比 | 増加率 | 人数 | 構成比 | |
技能実習ルート | 96,356人 | 73.6% | 44.8% | 66,535人 | 76.1% |
試験ルート | 34,078人 | 26.0% | 66.0% | 20,534人 | 23.5% |
検定ルート | 207人 | 0.2% | 8.4% | 191人 | 0.2% |
その他(介護福祉士) | 273人 | 0.2% | 29.4% | 211人 | 0.2% |
〇特定技能2号 総数
産業分野はいすれも建設分野で、検定ルートのみ。
特定技能2号 国籍 |
2022年12月末 | 2022年6月末 |
---|---|---|
総数 | 8人 | 1人 |
中国 | 6人 | 1人 |
ベトナム | 2人 |
※記事内のグラフ・表は、公表数字を基に幣組合で作成
入管庁|『令和4年12月末の特定技能制度運用状況』について[pdf形式:364kb] では、推移がグラフと表でわかりやすく示されています。
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