「建設特定技能受入れ後講習」実施費用 3月1日以降実施分よりJACが負担
建設分野において、特定技能1号外国人を受け入れる企業に義務付けられている「建設特定技能受入れ後講習」の費用について、2023年(令和5年)3月1日以降実施分より、建設技能人材機構(JAC)が費用負担を開始すると発表しました。
これにより、受入れ企業は今後、特定技能者に無料で受講させることが可能になります。(※会場までの交通費は受入れ企業の負担です。)
また、「建設特定技能受入れ後講習」を受講させる期間については、「原則、受入れ後6か月以内」に変更されています。
<変更点>
■受講させる期間
変更前:原則、受入れ後3か月以内
変更後:原則、受入れ後6か月以内
■受講費用
変更前:15,400円(1人)
変更後:2023年(令和5年)3月1日以降実施分よりJACが負担
<すでに参加費を支払済みの場合>
3月1日以降実施予定分に、すでに参加費を支払済みの場合、JACから返金されます。
■返金の手続き流れ
①受入負担金を口座引き落としで直接JACにお支払している企業
→ 4月以降速やかに引き落とし口座に返金
② ①以外の企業
JAC担当者より、メールで返金先口座について確認し、当該口座に返金
※JACからのメールは4月上旬に送付
<ご不明点についてのお問い合わせ先>
一般社団法人 建設技能人材機構(JAC)のコールセンター
0120-220353(平日9:00~17:30 土日祝:休)
※受入後講習は、受入れ企業(特定技能所属機関)の義務です。
そのため、受入後講習の受講は、受入企業が業務命令として特定技能1号外国人に受講を命じるものとなりますので、出勤扱いとなります。無給休暇や有給休暇にすることはできません。
また、受入後講習にかかる費用(交通費)は、企業(特定技能所属機関)が負担しなければなりません。
なお、受入後講習は、1回受講すればよく、特定技能1号外国人が、以前の会社で既に受講していた場合は、再受講させる必要はありません。
詳細JAC|令和5年3月1日以降の「建設特定技能受入れ後講習」実施費用はJACが負担することが決まりました
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