【厚労省】2022年(令和4年)の労働災害発生状況を公表
厚生労働省は、2022年(令和4年)の労働災害発生状況を公表しました。
◆概要
1. 令和4年の労働災害発生状況の公表
– 死亡者数と休業4日以上の死傷者数の統計
– 新型コロナウイルス感染症への”り患”による労働災害の数値
2. 第14次労働災害防止計画について
– 目標設定と重点的取り組む事項の紹介
– 令和5年度の取り組み計画
3. 令和5年度の目標の達成への取り組み
– 労働者の作業行動に起因する労働災害対策
– 高年齢労働者や多様な働き方への対応
– 外国人労働者の労働災害防止対策
– 陸上貨物運送業、建設業、製造業、林業への対策
– 労働者の健康確保対策
– 化学物質等による健康障害防止対策
4. 全国安全週間と準備月間の呼びかけ
また、公表された資料には、外国人労働者の労働災害発生状況が含まれています。
<外国人労働者の労働災害発生状況>
外国人労働者の労働災害では「技能実習」の発生率が3.79 と最も高くなっています。
< 国籍/地域別・在留資格別死傷者数 >
上位3か国
技能実習:ベトナム(729人)、インドネシア(185人)、中国(165人)。
特定技能:ベトナム(178人)、インドネシア(40人)、フィリピン(29人)。
< 業種別・在留資格別の死亡者数 >
技能実習 計3名:製造業1名、建設業2名
特定技能 計3名:製造業2名、建設業1名
< 業種別・在留資格別の死傷者数 >
上位3業種
技能実習:製造業 661人、建設業421人、農業、畜産・水産業 94人
特定技能:製造業 160人、建設業58人、農業、畜産・水産業 45人
他に、業種別・事故の型別の死傷者数、事故の型別・在留資格別の死傷者数などが掲載されています。
【参考資料3】令和4年外国人労働者の労働災害発生状況[PDF形式:1,159KB]
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