【入管庁】 特定技能制度運用状況(2023年6月末)が公表されました
出入国在留管理庁は、2023年(令和5)年6月末現在の「特定技能制度運用状況」を公表しました。
■特定技能在留外国人の推移
2023年6月末での総数は、173,101人。
この内訳は、上陸時に「特定技能」の許可を受けた人は42,173人であり、「特定技能」に資格変更した者は130,928人です。前者の約3.1倍の割合です。
■国籍・地域別
ベトナムが最多であり、97,490人、全体の56.3%を占めています。ただし、前回、前々回と比べてると徐々に割合が減少しています。一方でインドネシアの割合が増加しており、今回は25,337人で14.6%となりました。
■分野別
分野別では、多い順で飲食料品製造業、製造3分野、介護、農業、建設となっています。
介護分野の割合が12.7%となり、農業分野の12.1%を上回りました。
■都道府県別
愛知県が、割合8.5%で14,739人と最も多い状態が続いています。
続く、大阪府が前回同様6.0%で10,364人となっています。それ以下は埼玉県、千葉県、茨城県などで流動的な動きが見られます。
その他、「技能試験および日本語試験の実施状況」や「特定技能外国人の許可状況」などのデータが報告書に含まれています。
詳細出入国管理庁|「令和5年6月末の特定技能制度運用状況」について [pdf形式:1,211kb]
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