兵庫県のとび職種の企業様が、3期生になる技能実習生の面接を行いました。
今回初めてインドネシアから実習生を受け入れます。

インドネシアは、人口の約9割がイスラム教徒です。
イスラム教には、日々の礼拝や食材、断食月（ラマダン）など、日本の慣習にはないさまざまな戒律があります。
イスラム社会のルールとの折り合いは、日本の企業担当者が気になるポイントです。その点について、送出し機関から説明がありました。
入国前講習では、日本で働く心得として、受入企業や同僚に迷惑がかからないよう配慮が必要なことを十分理解してもらっているとのことでした。

面接で候補者は、自己紹介や将来の夢など、社長の質問に日本語で元気に答えていました。
候補者からも、質問がありました。
寮から会社までの移動方法や所要時間はどうなのか。自分の日本語能力では説明しきれない場合はどうするのか、など。
日本での実習を真剣に考えていることが伺えます。社長は一つ一つの質問に丁寧に答えました。

今回、2名が採用されました。おめでとうございます。

社長は合格した両名に、「研修でしっかり日本語を学んできてください。入国を楽しみに待っています」と励ましの言葉を贈りました。